入社から20年…女性で会社に残ったのは私一人、昇進していないのも私一人。久々の同期会にワーママが感じた「諦めの境地」
同期の昇進については正直羨ましい。出産などで休むこともあったけど、比較的早く復帰したのにな。 この圧倒的な出世の遅さ。まさに、置いてけぼり。 まぁ、いいのさ。私のことは。みんな、頑張っていて頼もしいよ。 この20年、それぞれの場所で悔しい思いや、踏ん張らねばならない所で踏ん張ったからこその肩書。拍手とエールを送ってきました。 悔しさがないといえば嘘になるかもしれませんが、人の出世を手放しで喜べるくらい私も大人になったんだ。同期達は今の情勢や人事予想をして、やはり彼らの人生の大部分のウエイトを『新卒から働いた会社』に注いでいるんだろうな~と感じます。それが悪いとか良いとかそんなんではない。今の日本社会の入社20年くらいの人のあるあるだと思います。 私は『社内人事アレコレ』話が嫌いでも何でもないですが、やはり『出世コースから明らかに外れている』という部分で疎外感はあります。40代の男性は、まだまだ所属企業から最前線として重宝されており、自分が中心となって動かしている!と思っている部分もあるのでしょう。あわよくば、少しでもポジションを上げてやる!という雰囲気がプンプンします。まぁ、それもよいんじゃなかろうか。
さて、同期達が社内の誰が出世する?どの派閥が次の勢いか?などの話をしている時、私は全く別の同期と話しをしていました。彼女は、入社して3年くらいで退職した同期(女性)です。彼女は当時とっても優秀な社員として頼られていましたが、結婚を機に退職。よく考えると辞めて・・もう15年以上になるんだ!ちょっとビックリ! 確か総務のようなこともしていて、社内のどこに誰がいるか私よりもずーーっと詳しかった記憶があります。 で、こんなことを聞かれました。 「ぽに、今って誰が会社の取締役になってるの?私も分かる人かな?」 えーっと、○○さんと××さんとかが、ここ数年で取締役の一員になってたよ。 って、あんまり知らないんやけど。