強盗犯を取り押さえた店員が語った恐怖「よくわからないことを言っていた」 被害額は約2万円 鎌倉強盗事件
9月3日、神奈川県・鎌倉市の質店に2人組が押し入り、時計約2万円分を奪う強盗事件が起こった。その時の様子を被害に遭った店員が証言した。 【映像】バールでショーケースを破壊し強盗(衝撃の映像) 防犯カメラに映し出されたのは店内に入ってくる帽子にマスク姿の2人組で、1人はすぐにバールでショーケースを破壊。もう1人がバールを手に取るのに戸惑っていると、店員が一瞬のすきをついて突進して強盗とつかみ合いに。もう1人は腕時計を何個か盗って逃走した。 質店の店員は「バールを持っていたので、やっぱり怖いのはありましたけど、振りかぶったりして来なかったのでそのまま行こう」と事件当時を振り返った。 力ずくで押し込まれたり、出入り口から逃げようとしたり、強盗が店員を押し倒し上に乗られる危険な場面もあった。店員は左ひじをこすったり、口のなかを切るなどけがをしたが、店の奥にいた女性が通行に人に助けを求め、なんとか強盗を制圧することができた。 そのときの状況について店員は「『違うんです』とか、よくわからないことを言っていた」と証言した。 強盗致傷の容疑で逮捕されたのは、自称東京世田谷区の建設作業員高井誠容疑者(29)。SNSの「高額バイト」という投稿を見て応募したと供述している。 そして事件発生から3日後、現場から逃走していた実行役の孝子航輝容疑者(21)と、運転手役と見られる竹谷大輝容疑者(22)を逮捕。警察への取材で白い軽自動車で現場に来て、そのまま同じ車で逃走を続けていたこともわかった。 盗まれたものは時計2つ、合わせて2万2千円相当。警察は犯行の手口や時間帯、場所から明らかにプロではない判断し、指示役がいるとみて捜査しているという。 (『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部