【福井県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 満開に咲き誇るつつじは随一の絶景
日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。 【画像】春のおでかけに。大野市の「花のジュータン」ほか福井県の春の絶景を写真ですべて見る。 今回は、福井県が誇る春の絶景・風物詩をピックアップ。 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。これからの旅の参考にどうぞ!
◆西山公園のつつじ
西山公園は、「日本の歴史公園100選」に認定された鯖江のシンボル的な存在。日本海側髄一のつつじの名所として知られていて、ゴールデンウィーク前後には約5万本ものつつじが咲き乱れる。 5月上旬に毎年恒例となっている「さばえつつじまつり」では、鯖江産のおいしい食べ物や楽しいイベントが催され、多くの人で賑わう。 咲き誇るつつじが一面に広がっている様子を眺めるには、園内の展望台から見下ろすのがおすすめ。鯖江市街地や、遠くにそびえ立つ白山連峰までも見ることができる。 西山公園のつつじ(にしやまこうえんのつつじ) 所在地 福井県鯖江市桜町3-7-20
◆大野市の「花のジュータン」
標高1,500メートル級の山々に囲まれ、ふもとには田園風景が広がる大野市。4月下旬には20ヘクタールの水田地帯にシバザクラが出現する「花のジュータン」で楽しませてくれるのが春の風物詩となっている。 最初2~3軒ほどの農家ではじまった植栽は30軒あまりに広がり、平成15年度には市の景観賞にも選ばれている。のどかな水田を色鮮やかに彩るのはこの時期だけの美観。 越前おおのには、里山に可憐に咲くカタクリや山間に紅白の花を咲かせるハナモモなど春の野花がたっぷり。長い冬を待ちわびたかのように、可憐に咲き誇る花々は、一段と美しく見える。 例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬 花のジュータン(はなのジュータン) 所在地 福井県大野市
◆荒磯遊歩道・二の浜遊歩道
坂井市三国町米ヶ脇から東尋坊を経て雄島近くまで約4キロ続く遊歩道。黒松が生い茂る断崖の道には、三国にゆかりのある高見順や三好達治、高浜虚子らの碑が多数点在し、別名「文学の散歩道」とも呼ばれている。 文学に触れながら広大な日本海を眺め、自然の移ろいを味わう風情ある贅沢なひと時を過ごせる。 春は、心地よい日本海の潮風を感じたり、二の浜海岸近くの遊歩道周辺に群生する薄紫色のハマダイコンの花が咲き誇るのを鑑賞したり、五感を使った散策を楽しめるのが魅力的。 荒磯遊歩道・二の浜遊歩道(ありいそゆうほどう・にのはまゆうほどう) 所在地 福井県坂井市三国町米ヶ脇~安島