【福井県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 満開に咲き誇るつつじは随一の絶景
◆一乗谷朝倉氏遺跡
5代103年間にわたり越前を支配した戦国大名、朝倉氏の城下町跡。 1573年に織田信長との戦に敗れ、火を放たれた城下町は廃れ、埋もれてしまいましたが、1967年からの本格的な発掘調査にて町並みがほぼ完全な姿で発掘された、非常に貴重な遺構。 現在は当時の町並みを再現した復原町並も人気で、春は唐門と桜の組み合わせが大変風情がある。国の特別史跡に指定されていて、戦国時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえる。 一乗谷朝倉氏遺跡(いちじょうだにあさくらしいせき) 所在地 福井県福井市城戸ノ内町
◆三国祭
巨大な武者人形の山車が町内を練り歩く三国祭は、北陸三大祭の一つとして有名。約300年程前から山車屋台に大きな人形がのるという山車のスタイルになったと伝えられている。 5月20日の中日祭には、高さが6.5メートルにも及ぶ武者人形の山車の巡行があり、多くの観光客が訪れる。 三國神社の周辺には昔なつかしい出し物小屋や露店、屋台がズラリと並び、港町三国の繁栄と心意気を今に伝えている。 三国祭(みくにまつり) 所在地 福井県坂井市三国町山王6-2-80周辺
◆花換まつり
敦賀の桜の名所である金崎宮へ桜見物に訪れた男女が「花換えましょう」と声をかけあい、桜の小枝を交換することで思いを伝える、ロマンチックなお祭り。 ちなみに、金崎宮がある金ヶ崎山には金ヶ崎城があった。 こちらは源平合戦の際に、平通盛が木曾義仲との戦いのために築いた城と言われており、戦国史上有名な織田信長の敗走戦「金ヶ崎の退き口」の舞台となった場所でもある。 「金ヶ崎城跡」からは敦賀湾が一望でき、素晴らしい眺めを楽しめるので、金崎宮を訪れた際はぜひ訪ねてみて。 開催期間 2024年3月30日(土)~4月9日(火)予定 花換まつり(はなかえまつり) 所在地 福井県敦賀市金ヶ崎町1-4
◆お水送り
毎年3月12日に奈良東大寺で行われる「お水取り」に先がけ、毎年3月2日に行われる小浜市神宮寺の「お水送り」は、奈良と若狭(現在の小浜市などを含む福井県南西部)が昔から深い関係にあったことを物語る歴史的な行事。 奈良東大寺のお水取りは全国にも有名な春を告げる行事ですが、その「お香水」は、若狭鵜の瀬から10日間かけて奈良東大寺二月堂「若狭井」に届くといわれている。 お水送り(おみずおくり) 所在地 福井県小浜市神宮寺30-4 ※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。 ※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
桐生奈奈子