【米国市況】円が一時139円台、約1年ぶり-FOMC控えテク株下落
金スポット相場は続伸。市場はFRBによる約4年ぶりの利下げ開始を待っている。
金スポット価格はオーバーナイトの取引で一時0.5%高の1オンス=2589.70ドルと、最高値を再び更新。その後、米国の取引時間になると上げを一部削った。
市場では米利下げ幅の予想を巡り、25bpか50bpかで見方が割れている。
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏は「利下げ幅が25bpまたは50bpのいずれになるかは短期的には重要だ」と指摘。今回の決定は、FOMCが現在の経済見通しをどう見ているかについて「より強いシグナルを送る可能性がある」と述べた。
金相場はドル売りにも支えられた。米大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領を狙ったとみられる暗殺未遂事件が起きた後、ドルは下落した。
金スポット価格はニューヨーク時間午後2時39分現在、前営業日比3.90ドル高の1オンス=2581.60ドル。一方、ニューヨーク商品取引所の金先物12月限は1.8ドル(0.1%)安の2608.90ドルで引けた。
原題:Dollar Drops to Lowest Since January as Yen Rallies: Inside G-10(抜粋)
Yen Likely to End the Year at 140 Per Dollar, BNY Mellon Says(抜粋)
S&P 500’s Equal-Weighted Index Hits All-Time High: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Rise, Led By Long-End; SOFR, Fed Funds Flows Active(抜粋)
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Gold Climbs to Another Record With Fed Rate Cut Expected in Days(抜粋)
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Rita Nazareth