週後半も晴れる地域多い 週末は北日本も気温上昇 各地で行楽日和に
きょう（水）午後も、全国的に晴れる見込み。けさは北海道や本州の内陸で冷え込みが強まったが、昼すぎにかけては日差しが暖かく感じられそうだ。あす11日（木）は日本海側を中心にさらに空気がマイルドになるが、朝と昼の気温差が大きい点に注意が必要となる。
基本的に晴天
きょう（水）は高気圧に広く覆われ、日本付近は雲の少ない領域に入っている。絶好の洗濯日和とはいえ、空気が極端に乾くため、のどや手肌の乾燥には注意が必要だ。外出の際には強い紫外線の影響も考慮に入れたい。
今夜～あす（木）午前中も晴れる地域が多く、朝は北日本を中心に空気がひんやりとしそうだ。内陸は、霜に対する農作物への管理に注意が必要となる。昼間は日本海側できょうより気温が高く、山陰や近畿北部は22℃前後、北陸も20℃近くまで上がる見通し。調節しやすい服装を心がけたい。
なお、高気圧の後ろ側に入る影響で、あす（木）午後は雲の広がる地域が増えてきそうだ。12日（金）の昼すぎまでは主に太平洋側、関東南部の沿岸で雲が厚みを増す可能性がある。ただ、雨が降ったとしても一時的で、13日（土）にかけて北海道や本州付近は晴れの区域に入る所が多い見通し。
週末は東・西日本はもちろん、東北でも気温が20℃に達する所が多いなど、各地で初夏の陽気となる見込み。西・東日本でさくらの見ごろが過ぎた地域でも、各種の花々や鮮やかな新緑を楽しめそうだ。ただし、暑いくらいの陽気の所があるため、紫外線対策と水分補給は忘れないようにしたい。
いつまでも同じとはいかず
来週は、雨天と晴天が交互に繰り返す見込み。周期変化で天気の流れが掴みやすくなるとはいえ、雨が降るさいは少し負担が大きいかもしれない。少し先の話だが来週の後半、19日（金）ごろは日本海で低気圧が発達する影響で、全国的に荒れた天気となる可能性がある。（気象予報士・高橋和也）
