【動画解説】今年の春は雨ばかり ようやく花見日和がやってくる
ウェザーマップ
きょう(火)は低気圧や前線の影響で、雨や風が強まり全国的に春の嵐となっています。きょう(火)昼ごろは関東や静岡付近で道路冠水レベルの激しい雨が降っています。土砂災害などに注意警戒が必要です。
きょう(火)も各地で雨となっていますが、「今年の春は雨ばかりだ」と感じている方も多いと思います。東京を例に、3月1日から雨が観測された日をカレンダーにすると、ほとんどが雨ばかりで、きょう4月9日までの40日間で約3分の2は雨が降っている状況です。特にこの2週間は「ほぼ毎日雨」。桜が咲き始めてから晴れている日がほぼ無い状況でした。桜が見頃を迎えた西日本や東日本の、多くの地点で、この東京のように雨が多い傾向が見られますが、きょう(火)の雨の後、ようやく変化が出てきそうです。
関東の雨は夕方、東北エリアは夜には止んできそうです。北海道の一部で夜遅くまで残りますが、あす(水)は止んできます。そしてあす(水)以降は全国的に晴れマークが並びます。来週前半は天気が崩れるものの、次の週末までは晴れが続きます。きょう(火)の雨や風で桜が散ってしまったところもありますが、あす(水)から次の週末まで、西日本や東日本を中心にお花見日和が続く見込みです。さくらが見頃であるのは1週間程度。西日本や東日本では広くこれが最後のお花見チャンスです。最後にやってきたチャンスを逃さないようにして下さい。 (気象予報士・手塚悠介)