「安曇野スタイル」開幕 サステナブルをテーマに、交流から新たな出会いを
安曇野エリアの工房・ギャラリー・飲食店などが安曇野の文化を発信するイベント「安曇野スタイル2024」が現在、開催されている。(松本経済新聞) 【写真】さまざまな展示が行われている参加店舗 安曇野市内を中心に、ギャラリーや美術館、工房、飲食店、宿泊施設など約100店舗が参加。展示販売やワークショップ、期間限定メニューの提供などを行う。 今回のテーマはサステナブル。穂高交流学習センター「みらい」(安曇野市穂高)では、「魅力ある安曇野を知ろう&『繋(つな)がり』とこれから」と題してイベントを開催。映画「マイクロプラスチックストーリー ぼくらがつくる2050年」の上映会とワークショップ(2日13時)、トークイベント「『繋がり』とこれから」(4日15時)を行う。参加店などを中心に9月には信州環境カレッジの講座も受講し、学びを深めてきたという。代表の勝俣ゆき子さんは「安曇野の良いところや改善点などをあらためて共有し、安曇野ならではのSDGsを考えた」と振り返る。 特別企画として、地図上に設定されたポイントを巡る「ずくロゲ」も用意。インスタグラムをフォローして、13カ所の「フォトポイント」のうち3カ所以上を回ってハッシュタグを付けて写真を投稿すると、抽選でプレゼントが進呈される。 今年で19回目となる同イベント。「安曇野の魅力を多くの方にもっと知ってもらいたい」という思いから、ものづくりや観光業などに携わる女性6人が2004(平成16)年に始め、安曇野で暮らす人、訪れる人が関わりながら続けてきた。勝俣さんは2016(平成28)年に池田町へ移住。たまたま訪れた店で「安曇野スタイル」のチラシを手にしたことがきっかけで交流が生まれ、携わるようになり、一昨年から代表を務めている。「地域の皆さんとのつながりに、大きな力があると感じている。参加店の皆さんも、来場者も一緒になって交流しながら楽しんでほしい」と呼びかける。 11月4日まで。
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