【兵庫ジュニアGP】ハッピーマンが直線一気の伸び脚で快勝! 坂井瑠星騎手「すごく“ハッピー”でした」
11月21日(木)の園田11Rで行われた第26回兵庫ジュニアグランプリ(2歳、JpnⅡ、ダート・右1400メートル、12頭立て、1着賞金=3000万円)は、坂井瑠星騎手の1番人気ハッピーマン(牡、栗東・寺島良厩舎)が道中5、6番手で脚をためると、直線一気の伸び脚を見せて快勝し、交流重賞初制覇を果たした。タイムは1分29秒7(良)。 1馬身半差の2着にはコパノヴィンセント(3番人気)、さらに1馬身半差遅れた3着にヤマニンシュラ(5番人気)が入り、JRA勢が上位を独占した。 兵庫ジュニアGPを勝ったハッピーマンは、父ダノンレジェンド、母ベルミュール、母の父キングカメハメハという血統。北海道浦河町・桑田牧場の生産馬で、馬主は田邉滋久氏。通算成績は3戦2勝(うち地方1戦1勝)。重賞は初勝利。寺島良調教師、坂井瑠星騎手ともに兵庫ジュニアGPは初勝利。 ◆坂井瑠星騎手(1着 ハッピーマン)「凄い脚でした。良いスタートを切って引っ掛かりたくなかったので、出遅れてもいいかなと思っていました。行きっぷりが良くて抑えるのが大変でしたが、ジッとしておくだけでした。道中は落ち着いていましたし、レース前、小牧先輩に『今日は内やでえ』と言われたので、内に行きました。小牧先輩に感謝したいです。手応えが良かったので、進路さえ開けばという感じでした。すごく“ハッピー”でした。初戦が1200メートルで、前回は1400メートルでダメでしたが、1周の1400メートルをこなせましたし、今後の幅が広がった内容だったと思います。距離が延びてもやっていけるように、厩舎の方と相談してやっていきたいです。この先も楽しみです」