3億円馬が自己条件で立て直し 初勝利の舞台で重賞戦線への足掛かりをつかむ
セレクトセールで超高額取引されたスターウェーブ(牡2、美浦・武井亮厩舎)が、土曜東京6Rの2歳1勝クラス(芝1400m)で2勝目を狙う。 【写真】スターウェーブこれまでの軌跡 スターウェーブは父Kingman、母コスモポリタンクイーン、母の父Dubawiの血統。伯母のアラビアンクイーン(Arabian Queen)が15年の英インターナショナルSの覇者。昨年のセレクトセール1歳で3位タイの高値となる3億円(税抜)で取引された。 6月東京の新馬(芝1400m)でデビュー。道中はスローペースの中団から。直線では内目に進路を取り、上がり3F33秒4を繰り出して難なく抜け出した。続く新潟2歳Sは3番人気で6着に終わったが、敗因は明らかに距離なので参考外でいい。 血統からも値段からも、先々は重賞戦線での活躍が期待される器。自己条件でメンバーが与しやすくなり、しかも1400mへの距離短縮となる今回は、負けられない一戦となる。
