複数の林道が崩壊 北部大雨災害 農林水産関係の被害だけで16億2千万円
沖縄本島北部を襲った大雨による農林水産業への被害総額が、今月22日時点で16億2000万円に上ったことが県のまとめで分かりました。被害総額はさらに増える可能性があります。 【写真を見る】複数の林道が崩落するなど大きな被害 今月9日から10日かけて猛烈な雨に見舞われた本島北部では、各地で浸水や土砂災害などの被害が相次ぎ、市民生活への影響は今も続いています。 農林水産業への被害総額16億2000万円の内訳は、土砂の流入や農道の崩壊など農地や農業用施設への被害額が約8億8000万円。林道の路肩の崩壊など、林業用施設などへの被害額が約6億円などとなっています。 県は引き続き被害情報の把握に努め、関係機関と連携して農家の支援に取り組むとしていますが、被害総額はさらに増える可能性があります。
琉球放送