筒香選手や川端選手ら和歌山ゆかりのプロ野球選手 使った道具集めた展示会
和歌山市本町の「わかやまスポーツ伝承館」で、和歌山県ゆかりのプロ野球選手の紹介パネルやユニホーム、グラブ、バットなどの道具を集めた展示会が開かれている。今秋のドラフト会議で指名され入団が決まった2選手を含む26選手が登場している。来年1月6日まで。 【写真】「サイン、書きに来たで~」笑顔で歩み寄りファンと交流するロッテ・吉井理人監督 同館は、県ゆかりの選手の存在を知って応援してもらおうと、毎年シーズンオフにこの展示会を開催している。今回が13回目。県ゆかりの選手をほぼ網羅しており、パネルの写真や道具は球団に要請して借りるなどして集め、紹介文は同館がまとめた。 展示は約90点。26選手が顔写真とともにパネルで紹介され、試合で着用したユニホームをはじめ、DeNAの筒香嘉智選手(橋本市出身)や小園健太選手(市和歌山高卒)、ヤクルトの川端慎吾選手(市和歌山商高=当時=卒)らが試合で使ったバット、グラブといった道具なども並ぶ。ドラフト1位指名でロッテに入団する西川史礁選手(日高川町出身、青山学院大)は日本代表(侍ジャパン)でプレーした際のスパイクが展示されている。 西武の西口文也監督(県和歌山商高卒)が就任し、来季は小久保裕紀監督(ソフトバンク、星林高卒)、吉井理人監督(ロッテ、箕島高卒)とパ・リーグの県出身監督が3人となる。同館の江川哲二館長は「すごいこと。県ゆかりの監督とともに選手を覚えて応援してほしい」と話している。 同館は複合商業施設「フォルテワジマ」3階。入館無料。午前10時~午後7時(31日は午後6時まで)。来年1月1~3日は休館。問い合わせは同館(073・423・2215)。