【バドミントン ジャパンオープン】 石宇奇、戴資穎が日本勢を退け、準決勝進出! 女子ダブルスでは韓国対決を制した李紹希/ペク・ハナが中西/岩永と24日に対戦
8月20日から25日まで開催されているダイハツ・ジャパンオープン(横浜アリーナ/SUPER750)。大会4日目の23日は、各種目準々決勝が行なわれた。 【フォトギャラリー】全国中学校バドミントン 中学生たちの煌めき 熱戦<4> 男子シングルスは世界ランキング1位の石宇奇(中国)が田中湧士に第1ゲームを奪われながら逆転勝ちで準決勝へ進んだ。25日の準決勝では、石宇奇は西本拳太を破った19歳のアレックス・ラニエ(フランス)と対戦する。 女子シングルスも第1シードの戴資穎(台湾)が仁平菜月を寄せ付けず、準決勝進出。戴資穎は、試合途中に、サポーターをつけた左ヒザを気にするそぶりを見せ、「少し違和感があった」と話したが、試合を続行。「自分はミスせずに、相手を見ながら、相手にミスをさせる」というプレーで、さすがの貫禄を見せた。 男子ダブルスでは、第1シードのアルフィアン/アルディアント(インドネシア)がファイナルゲームの逆転負け。昨年の世界王者の徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)はストレート勝利で準決勝に進んだ。 女子ダブルスでは、第1シードの李紹希/ペク・ハナと昨年のジャパンオープンを制した金昭英/孔熙容の韓国勢同士が対戦。「オリンピックではプレッシャーがあって、いいプレーができなかったが、2週間ほど休めたのでリフレッシュできている」と話した李紹希/ペク・ハナが38分のストレート勝利で準決勝へ進んだ。25日の準決勝では、韓国ペアが連勝中の中西貴映/岩永鈴と対戦する。 混合ダブルスでは、第1シードのついた渡辺勇大/東野有紗が世界ランキング22位の楊博軒/胡綾芳(台湾)に敗退。第2シードの蒋振邦/魏雅欣(中国)、経験豊富な鄧俊文/謝影雪(香港)らが勝ち進んでいる。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部 写真/黒崎雅久