レスリング元木、全制覇に意欲 五輪で金「挑戦できる権利ある」
パリ五輪のレスリング女子で金メダルを獲得した62キロ級の元木咲良と57キロ級の桜井つぐみ(ともに育英大助手)が12日、前橋市内で行われた祝勝会に出席し、22歳の元木は五輪と各世代別の世界選手権を全制覇するグランドスラムに「まだ挑戦できる権利がある。まずはそれを目指したい」と語り、来年10月のU23(23歳以下)世界選手権優勝に意欲を示した。 五輪後は多忙で、あまり練習できていないという。 桜井は「(競技を)続けるかどうか決まっていない」とした上で「これからの人生の方が長い。いろんなことを知って、自分にできることが何なのかを考えていきたい」と慎重に話した。