“エッグショック”再来か…卵の値上がり続く 猛暑と鳥インフルのダブルパンチ 養鶏場は消毒徹底し厳戒態勢に 福岡
新鮮さにこだわっているという「味宝卵」。 そのブランド卵が産み落とされている鶏舎は…。 ◆野上養鶏場 藤井豪社長 「真っ白になっているのが消石灰。消毒の意味をかねて、鳥インフル対策している」 10月に北海道で鳥インフルエンザが今シーズン初めて確認されて以降、消石灰での消毒を強化しているといいます。 立ち入り制限も厳しくしていて、従業員40人のうち鶏舎の中に入れるのは数人のみ。 敷地内に入る車も消毒液で洗うなど対策を徹底しています。
◆野上養鶏場 藤井豪社長 「海外で今年はすごい発生していると話をいただいていたので、渡り鳥通じてそれだけ日本にも入ってくるであろうと聞いている。とにかく消毒、これを徹底する」 鳥インフルエンザの影響で高まるエッグショック再来の懸念。
今後の卵の価格の見通しについて専門家に聞くと…。 ◆元東京農業大学教授 信岡誠治さん 「年内は卵の価格がもう少し高くなって、高止まりする傾向の可能性が高い。クリスマスのケーキ・おせち・おでんなどもうちょっと上がる可能性の方が高い」 クリスマスや年末年始があと1ヵ月後に迫る中、需要が高まる卵の価格の動向が注目されます。
テレビ西日本