手作りツリーに子どもたちの「あい」 穴水駅で“能登を元気に”アートプロジェクト
「どこがいい?そこ」 「向きそれでいい?オッケー」 金沢の児童が作った“ともだち”には、地震に被災した能登への思いも込められていました。 「これです」 「ハート。好きだから能登が」 「地震で勇気がなくなっちゃった人とかに見てもらいたい」
そして2時間後…穴水と金沢の子どもたち、総勢109人の思いがこもったクリスマスツリーが完成しました。 「すごい大きい!きれい!」 「家にあるクリスマスツリーだらこういうの見られないから」 児童は: 「同じ作品作って、一つのクリスマスツリーに飾って、素敵なクリスマスツリーができて嬉しいです」 「もちろん穴水町の人も見てもらいたいし、輪島市とか珠洲市とかの人に見て元気になってもらいたい」 穴水駅の待合室にたてられた「あい」のツリー。
地元の人は勿論、ここを訪れる災害ボランティアや復興支援で全国から駆け付けてくれた人たちの心を明るく、温かく照らしますように…子どもたちのそんな願いが詰まっています。 シャンデリアアーティスト・キム ソンヘ さん: 「これを見て、たのしい気持ちになってくれたらいいなと、復興のためのシンボルで、明るい夢がたくさん詰まった存在になればいいと思います」 穴水と金沢。それぞれのこどもたちが、このプロジェクトを通して感じた「あい」が一カ所に集まり、一本のクリスマスツリーとなって能登を照らしています。