「混んだ電車内のリュック」は背負うor抱えるor網棚に?…男女445人に聞きました
リュックサックを「手に提げて足元近くで持つ」理由は?
「背中だと見えない上、まわりの迷惑になる可能性がある。前に持ってもリュックの体積は同じだからあまり変わらない気がする。足元なら移動も簡単」(60歳男性/会社経営・役員) 「腰より下ならまわりの人に当たらないから」(50歳男性/その他) 「背中だとスリに合いやすく、他の人の邪魔にもなるので手で持って乗りこみます」(48歳女性/総務・人事・事務) 「車内でそうするようにアナウンスされているから」(52歳男性/営業・販売) 手に提げて持つ派からも、周囲への配慮や盗難予防のためにそうしているとの声が相次ぎました。また、胸元で抱えるよりも足元に提げたり床に置いたりしたほうが邪魔になりにくいとの見方もあるようです。
リュックサックを「背中に背負う」理由は?
「背中に背負うのが、最も自然だと思うので」(53歳女性/その他) 「なるべく混雑時は乗らないようにしているが、混んだ状態のときは電車の端や角に移動して背中に背負う」(68歳男性/コンピュータ関連以外の技術職) 「本当は前にするのがマナーだと分かっているが、前に持ってくると腹部が圧迫されてすぐに気持ち悪くなるため」(33歳女性/総務・人事・事務) 「手で持つ力がないので、背中に背負っている」(65歳男性/その他) 「歩くとき両手で杖を使うから」(75歳男性/その他) 今回のアンケートで2番目に多かった“背中に背負う”派では、「そもそも背負う以外の発想がない」という人もいれば、「他の持ち方がベターだとわかっていても、背負わざるを得ない」という人もいました。 車内でリュックを背負っている人を見かけた際、もしかすると何らかの事情を抱えている可能性もあり、「あの人、マナー違反!」という安易な決めつけはNGかもしれません。また、自分自身がリュックを背負って電車に乗り込む場合は、いつも以上に背後に気を配ったり、他の乗客の通行の邪魔にならないよう適宜移動したりなど車内のマナーアップに努めたいところです。