【毎日書評】今日やることに悩まない。「A4ノート」タスク管理術で仕事を高速化せよ
どの順番で片づけるか
次は「P(プライオリティ)」で、5つのタスクをどの順序で片づけていくかを決める段階。 書き出したタスクを上から順番にやるのではなく、きょうやるべきことを、それぞれどの順番で、何分でやるかを決めるわけです。それが決まったら、右端のメモ欄に何時から何時までにやるのかを記入。 たとえば図の「メールの返信」は、通常であればルーティンの仕事なので記入は不要。「自分がなにをやるのか」、その日のタスクを明確にすることが重要なのです。 しかもダラダラと作業するのではなく、決まった時刻に決まった時間内で片づけるというところまで決めるということ。 これができていない人は、たいてい仕事が遅く、ミスを連発するものだと著者は指摘しています。そればかりか仕事を終えても、達成感や充実感をあまり感じることができないようです。だからこそ、日々の仕事を効率的にこなすためには、1日ごとのタスクをA4サイズの紙に書き出し、時間と優先順位を明確化させることが大きな意味を持つということなのでしょう。(49ページより) タイムマネジメント(スケジュール管理、タスク管理)の適切な方法をはじめ、仕事に対する向き合い方や考え方を多角的に捉えた一冊。紹介されていることを実際に試してみれば、仕事の効率が上がっていくかもしれません。 >>Kindle unlimited、2万冊以上が楽しめる読み放題を体験! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: 日本実業出版社
印南敦史