「無免許がばれて捕まりたくなかった」20年以上無免許運転…ひき逃げ事件を起こした男逮捕 犯行車両は盗難車で被害女性は3日後に死亡
無免許運転過失致死やひき逃げの疑いで逮捕されたのは、大阪市浪速区の無職・松野幸二容疑者52歳です。 警察によりますと、松野容疑者は11月6日午後4時15分ごろ、大阪市西成区の交差点で自転車で道路を横断していた東大阪市の介護職・森薗義子さん76歳を車ではねて逃走した疑いなどがもたれています。 森薗さんは頭などを強く打ち、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、3日後に死亡しました。 犯行車両は翌日7日に西成区内でナンバーが外された状態で見つかり、警察が調べたところ去年12月に盗難届が出された車だったということです。 その後、防犯カメラ捜査などから松野容疑者の関与が浮上。 警察の取り調べに対し松野容疑者は「私が車を運転中、自転車とぶつかり相手は転倒しましたが死亡させたとまでは思っていませんでした。無免許で車を運転していたことがばれて捕まりたくなかったので逃げました」と容疑を認めているということです。 松野容疑者は2003年に運転免許証を更新せず失効させていて、それ以降、無免許で運転を続けていたとみられるということです。 警察は、犯行車両の盗難にも松野容疑者が関与していたかどうかについても調べを進めています。