迫る衆院選 「急に決まったから大急ぎ…」 掲示板製作 急ピッチで進む 首長選挙の日程変更の自治体も【長野】
27日に投開票の見通しとなった衆院選に向けて、掲示板を製作する業者では急ピッチで作業が進められています。 ■中野希友未アナウンサー 「こちらでは、選挙ポスターを貼る掲示板を作る作業が行われています。今は10月27日投票日と書かれた文字が、きれいに印刷されていっています」 (Q衆院選が27日で決まったがいかが?) ■シナノスクリーン工芸・小林正和さん 「急に決まったので、大慌てというか大急ぎで、急ピッチでやるしかないので」 県内およそ60市町村の掲示板を受注して生産する千曲市の「シナノスクリーン工芸」。 県内の掲示板だけでなく… ■中野アナ 「この青い文字で印刷されているのは、埼玉県第1区のものです。この会社では、県内だけでなく県外およそ60市町村の看板も手掛けています。」 県内外合わせて製作する枚数は、2万枚にのぼります。石破総理が示した衆院選の公示日まであと12日。設置作業などもあるため、今週中に出荷したいと朝から深夜遅くまで製作にあたります。 ■シナノスクリーン工芸・小林正和さん 「僕たちはどっちかというと、『11月10日』かなと思って動いていたので、『まじか』と思って。丁寧であるけど、早い仕事を心がけていこうと思う」 27日が投開票日と決まり、対応に追われる役場も。 ■中野アナ 「衆院選の日程に合わせて予定していた選挙を前倒し、同日選を検討しているのが、高山村です。あちらには、『今年の秋は高山村長選挙、投票に参加しよう!』と書かれています」 ■高山村・山崎久志 総務課長 「これが村長選の立候補者説明会と言うことで、ここが11月10日ということでお願いはしてきました」 任期満了に伴う高山村の村長選は、元々来月10日の投開票で準備が進められていましたが、2週間早い27日とする方針を固めました。 ■高山村・山崎久志 総務課長 「一番は村民の皆さんの投票所へ行く回数が減るということは、投票率の上昇につながるのかなというところも考えまして」 県内でも慌ただしく選挙の準備が進められています。