丸山大輔被告に懲役19年の実刑判決【現職県議の妻殺害事件】間接証拠を積み上げた20年求刑の検察側の主張を認定 傍聴席巡るトラブルで開廷22分遅れる
長野県塩尻市で妻を殺害した罪に問われた元長野県議の被告に23日午後、長野地方裁判所で懲役19年の実刑判決が言い渡されました。 【写真を見る】丸山大輔被告に懲役19年の実刑判決【現職県議の妻殺害事件】間接証拠を積み上げた20年求刑の検察側の主張を認定 傍聴席巡るトラブルで開廷22分遅れる 殺人の罪に問われていたのは塩尻市の元県議会議員、丸山大輔被告50歳です。 起訴状などによりますと丸山被告は、2021年9月29日、自宅を兼ねた酒蔵の事務所で、妻の希美(のぞみ)さん当時47歳を殺害した罪に問われていました。 10月から始まった裁判員裁判は丸山被告が犯人であるかどうかの「犯人性」を最大の争点に、18回にわたって審理が行われました。 検察側は、丸山被告が長野市の議員会館から車を運転して自宅に向かい、希美さんの首を絞めたと主張。 議員会館で仕事をしていたように装うアリバイ工作や、現場にわざと足跡を残して物とり犯に見せかける偽装工作など行ったとしました。 また、動機については元不倫相手との復縁を望んでいたなどとして、懲役20年を求刑していました。 一方、弁護側は、防犯カメラに映った車は被告のものではなく、偽装工作をしたことはないと主張。 妻と離婚するつもりはなく、動機はないとして無罪を主張していました。 開廷は午後1時半の予定でしたが、法廷の外で、傍聴席を巡るトラブルが起き、開廷が22分遅れました。
信越放送
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