タンス預金はバレるといいますが、密かに「相続」し、「口座に入れない」場合はどうなるのでしょうか?
タンス預金のメリットとデメリット
タンス預金による相続税の過少申告は違法ですが、タンス預金自体にはメリットもあります。また、メリットに加えてデメリットもあるため、正しく把握して上手く活用しましょう。タンス預金のメリットは以下の通りです。 ・ATMや銀行などに行かず、好きなタイミングで現金を用意できる ・何らかの理由で口座が使用不可になっても、現金を利用できる ・万が一銀行が破綻しても、資産が守られる タンス預金のデメリットは以下の通りです。 ・預金による利息がない ・盗難や災害によって、現金を失うリスクがある ・保管場所を失念する可能性がある ・遺産相続時における、トラブルの火種になりやすい タンス預金にもメリットはありますが、デメリットやリスクを考慮すると最適な方法とはいえません。タンス預金で大きな金額を保管しておくことは得策ではないでしょう。
タンス預金のまま相続してもバレる
税務署や国税庁は国民の資産や納めるべき税金に対して強い捜査権を持っているため、タンス預金による相続税の過少申告のような脱税行為は発覚する可能性が非常に高いです。申告するべき税金は過不足なく申告し、正しく納めましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部