コカ・コーラ「コスタコーヒー」 リテール店舗とペットボトルコーヒーに相乗効果
コカ・コーラシステムは、「コスタコーヒー」ブランドで整備したマルチプラットフォームによってカフェスタイル(リテール店舗)とペットボトル(PET)コーヒーに相乗効果を生み出している。 リテール店舗は今年9月末時点で9店舗がオープンし、バリスタを中心に情報発信を強化している。 今年8月からは、バリスタがラテアートなどを披露するインスタライブを実施。9月にはインフルエンサー向けのコーヒーワークショップを開催した。 「コスタコーヒー」のリテール店舗の認知が高まることによって、「コスタコーヒー」のPET商品の認知も拡大。 「コスタコーヒー」のリテール店舗を認知するユーザーは、非認知ユーザーに比べて「コスタコーヒー」PET商品のイメージが向上することが判明したという。 日本コカ・コーラの篠原暁子マーケティング本部コーヒーカテゴリー事業本部シニアブランドマネジャーは「特に、おいしい・本格感・こだわりといったイメージは、カフェ店舗の非認知ユーザーに比べて2、3倍高くなっている。コーヒーワークショップの参加者からも『PET商品は今まで知らなかったけれど買ってみたい』というお声をいただいた」と述べ、来年以降もマルチプラットフォーム内での連携を続けていく考えを明らかにする。 「コスタコーヒー」では、マルチプラットフォームが整備されPET商品や家庭用嗜好品の消費財の展開に加えて、業務用(PTS・Express)とカフェスタイル(リテール店舗)を展開している。