サッカー日本代表FW上田綺世、レーザー攻撃にも屈さず「集中して分からなかった」「勝てばいいと…」【W杯アジア最終予選】
サッカー日本代表は現地時間10日(日本時間11日1:00キックオフ)、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC第2節でバーレーン代表と対戦し、5-0で勝利を収めた。この試合でPKを含む2ゴールを奪う活躍を見せた上田綺世が、試合後インタビューに応じている。 【一覧】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 順位表 34分に、MF鎌田大地が相手のハンドを誘ってPKを獲得した日本代表。上田がPKスポットに立つと、観客席から顔を目がけて緑のレーザー光線が当てられた。しかし、上田は意に介さずPKを決め切っている。 レーザー攻撃を受けた上田は、「自分の時間をしっかり作って自分の間で打てたと思う」と前置きし、「(レーザーについて)あんまり、集中していたので分からなかった」とPKシーンを振り返っていた。 また自身の2得点目については、「ペナルティーエリアの中で半身ずらして受けられた。という前を向けたので、シュートを打つことしか考えなかった。シュートチャンスは逃さないようにと意識していたので」と、言葉を続けている。 バーレーン代表との試合では、中国戦で得点がなかったFWの上田と小川航基の2人もゴールを奪うことに成功した。FWにゴールが生まれたことでチームにはずみがつくのではと聞かれた上田は、「僕は勝てばいいと思っていた。自分の得点ももちろん狙っていましたし、FWは常にそこを狙っていると思う」と、あくまでもチームの勝利を優先する姿勢を強調している。 そして合計12ゴールが生まれた直近2試合について、「ホームはモチベーション高く臨めたし、準備ももちろん自分たちの国でスムーズにいった。やっぱりこういう敵地で難しい環境の中でしっかり準備して、勝ち切れたのはすごく良かった。あとやっぱり大量得点できたのは(予選の)後半に響いてくると思う。前半に取れるところ取るというのはすごい大事かな」と、満足感とともに振り返っていた。
フットボールチャンネル編集部