【速報】公用パソコンのメールチェック「最終決定したのは私」「押収したという認識はない、回収した」片山元副知事の証人尋問 斎藤知事も最後の証人尋問へ 午後3時ごろから 兵庫県百条委員会
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどの疑惑を調査する百条委員会が25日行われていて、片山元副知事への証人尋問が始まりました。片山元副知事は元県民局長の公用パソコンのメールチェックについて「最終決定したのは私」などと証言したうえで、「公用パソコンは押収したという認識はありません。県の公用物を回収したという認識」などと証言しました。斎藤知事は午後3時ごろから、最後の証人尋問に出頭する予定です。 【LIVE】兵庫県議会・斎藤元彦知事「最後の証人尋問」始まる 告発文書への対応は… 片山元副知事も出席「告発文はすぐ元局長とわかった」公用パソコンなどに関し質問【百条委員会】
元県民局長の公用パソコンのメールチェック「最終決定したのは私」
午後1時からは片山安孝元副知事への証人尋問が始まりました。片山元副知事は冒頭、「百条委員会の守秘義務が必要な情報が漏れて報道され、証人である私にプレッシャーをあたえている」などとして情報管理の徹底や証人の人権を配慮してほしいと要望しました。 そのうえで、片山元副知事は元県民局長の公用パソコンのメールチェックを「最終的に決定したのは私」と証言しました。 委員:公用パソコンのメールをチェックしようという提案は誰からした? 片山元副知事:はっきり覚えていないが、人事当局が言ったかもだし、メールでやりとりしている可能性があるかと誰かが言った気もするし発案はわからないが、一つ言えるのは、最終的にやろかと最終決定したのは私やった。やってみなあかんなすぐにというたのは間違いありません
公用パソコンは「押収ではなく、回収したという認識」
委員:知事の指示で元県民局長の公用PCを押収したのはふさわしかったと思う? 片山元副知事:押収したという認識はありません。県の公用物を回収したという認識 委員:片山さん自身が調査の主体だったということは問題ないとお考えか? 片山元副知事:問題ないと思っています 委員:これまで公用PCを持ち帰って調査した記憶はある? 片山元副知事:私の記憶ではありません 片山副知事は押収した元県民局長の公用パソコンに入っていた資料について「いろんな言葉でクーデターとか「片山を早く辞めさせろ」とか並んでいた」として「不正な目的」で作成された文書であるため、公益通報にあたらないと判断したと証言しました。
午後3時ごろから斎藤知事の証人尋問
午後3時には最後の証人尋問に、斎藤知事が出頭。斎藤知事はこれまで県の対応について「適切だった」としていますが、改めてその認識やパワハラなどの疑惑について聞かれるとみられます