全日本スケートあす開幕…高木美帆が今季初めて500に出場、W杯2勝の21歳と対決へ
スピードスケートの全日本選手権が13日、青森県八戸市のYSアリーナ八戸で開幕する。年明けのワールドカップ(W杯)第3~6戦に出場する日本代表選手の選考対象となる大会で、女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)や男子の新濱立也(高崎健康福祉大職)ら国内トップ選手が熱戦を繰り広げる。
12日は公式練習が行われ、選手らは入念に氷の感触を確かめた。高木はW杯2連勝の1500メートルなどに加え、今季の公式戦では初めて500メートルにも出場する予定。500メートルには、今季W杯2勝と波に乗る21歳の吉田雪乃(寿広)も出場予定で好レースが期待される。高木は「常にチャレンジしていきたいという気持ちを持っている。自分を超えていくための挑戦を(今大会でも)しっかりとしていきたい」と語った。
男子の新濱は500メートルと1000メートルにエントリーし、「2024年最後の試合。今季やりたいと思っている課題に集中し、自分のレースをしたい」と意気込んだ。