小池都知事が記者会見5月8日(全文2完)レムデシビル承認は1つ前進
東京都の小池百合子知事は8日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池知事「まだ終わったわけではない」定例会見 ノーカット(2020年5月8日)」の中継開始時間に対応しております。 【動画】小池知事「まだ終わったわけではない」定例会見 ノーカット ◇ ◇
アクセスが容易になるのはありがたいこと
小池:また、1人の方が1回陽性になってそれぞれ病院に入ったり、それからご自宅に行かれたり、今の療養施設に宿泊療養という形でホテルにいらっしゃる場合、いろいろあるわけですが、何回か検査を受けられるんですね。ですから、検査の数と検査を受けた人の数はまた、これは違うわけです。だからその辺りをきっちりと精査をしていくということによって、数値の信頼性を高めていくということになろうかと思います。 まず検査へのアクセスが容易になるということは、それはありがたいことだというふうに思いますし、都民の皆さま方もあちこち電話をしてかかりつけのお医者さんにまたセンターのほうにかけろと言われたり、そしてまたそれがぐるぐる回るというようなことは、緩和されるというふうに思っております。また陽性率については、今夜、福祉保健局からのレクをさせていただくことになると思います。
レムデシビル承認への期待を聞きたい
NHK:幹事社から最後1点、お願いします。新型コロナウイルスの治療に効果が期待されているレムデシビルにつきまして、厚生労働省は国内の治療薬として、昨日、承認しました。重症患者に限定して提供されるということですけれども、知事の期待をお聞かせください。 小池:今、何よりもこの新型コロナウイルスという、えたいの知れないウイルス、一番分かりにくいのが、どうすれば治るんですかという、その1点に尽きると思います。そういう意味で今回、厚生労働省が国内初の治療薬としてレムデシビルを承認されたというのは、1つ前進かと思います。 また日本の製薬会社で作っているアビガンですけれども、5月中にも治療薬として承認と聞いております。これら都民の皆さま方の安心につながるものだというふうに受け止めております。一方で副作用、そして安全性の確認もきちんとしていく必要があるかと思います。必要な方に必要な治療薬が行き渡るように工夫をしていただきたいと存じます。 NHK:それでは各社の質問に移りたいと思います。質問をされる方は挙手の上、知事の指名を受けてから社名と名前を名乗った上で質問をお願いします。なお、記者会見の最中や、終了直後の不規則発言はお控えください。それではお願いします。 小池:どうぞ。亀さん?