オジサン、秋には茶ブーツいかが? 渋くてネイビーに合うブラウンは、オジサンにもってこいですよ!
秋の足元には欠かせない! ブラウンブーツ
暑さもだいぶ落ち着いて、朝夕は肌寒くなり、ウンザリするほど着続けた半袖とのそろそろオサラバ。訪れた秋の気配に合わせて、着こなしに取り入れたくなるのがブラウン、そして足元にはブーツではないでしょうか? 秋の景色に合う、名作ブラウンブーツ5選を見る ということで、第203弾では秋に履きたいブラウンブーツをピックアップしたいと思います。 木や土、大地といった自然を感じさせる茶色は、"温もり"や"居心地の良さ"など安心感があり、物悲しくなりがちな秋にもってこいな色。 渋い色なので若い世代には苦手や嫌いという人が多いんですが、年齢を重ねるにつれて好嫌が強くなっていき、似合うようにもなってきます。 そして、茶色の補色は 暗いトーンの青。正反対の印象を与える補色の関係にある色同士は、お互いを引き立てる効果があることから、イタリアの伊達男たちはアズーロ・エ・マローネ(青と茶)の組み合わせを好むわけです。 肌の色的にネイビーが似合う日本人には、茶靴も合います。 一方で、元々は足を保護する目的として、乗馬や狩猟、軍事用、雨用の靴として普及してきましたブーツは、保護の一環として防寒も含まれるため、秋冬に履くアイテムとして最適。 ファッションなんて好きなものを着たり履いたりすればイイので、ブーツもいつ履こうが自由ですが、正しく季節感を取り入れたり、他者からの視線を意識するのも大切ですよね。
ジョンロブの「モールトン」
まずは、説明不要のキング・オブ・靴魂 @ryuki_hさんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「モールトン(MORTON)」です。
ジョンロブの数ある名作の中で、2015年に日本限定モデルとして登場したバッファローカーフのシボ革を採用し、ラギットなアシュビーソールを装備した7アイレットのレースアップブーツが「モールトン」。 2年半ほど前に一度ご紹介した際にも説明しましたが、@ryuki_hさんの「モールトン」は原型ともなったコテージラインのオリジナル。なんと、9アイレットです! あれからさらに時を経たっていうのに…、"ワックスなしでこの輝き"には驚愕。やはり、あの頃のジョンロブの革って、極上。そこはかとない上質さが写真からも伝わってきます。 こんな靴を所有している@ryuki_hさんにはヤキモチを妬いてしまいます。