安保瑠輝也が互角以上の戦いでパッキャオとドロー。パッキャオが安保に「ボクシングをやればいいのに」【超RIZIN.3】
「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)でプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)と安保瑠輝也(MFL team CLUB es)がRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦した。 試合はKO、またはTKOでの決着以外はドローとなるルール。安保は9分間互角以上に渡り合い、3R戦い切って試合はドローとなった。 1R、サウスポーのパッキャオとオーソドックスの安保。右ジャブを出しながら距離を詰めるパッキャオ。安保のパンチをかわすパッキャオ。安保は左ジャブの牽制から右ストレートをヒット。安保は積極的に左ジャブを出していく。上体を振って的を絞らせないパッキャオ。パッキャオが右のパンチを出すとそこに安保がパンチを合わせる。安保はワンツーもパッキャオはかわす。パッキャオは左ボディーストレート。安保の左に、パッキャオも左を返す。安保はワンツーの右ストレート。安保の左ボディーの際に足を滑らせたパッキャオ。パッキャオの右フックに安保は右ストレート。安保は臆せずアグレッシブにパンチを出していく。
2R、パッキャオが右ジャブを出して前に。パッキャオは飛び込んで左ストレート。そこに右フックを合わせる安保。安保は左ジャブから右ボディー、左フック。パッキャオは左アッパー。圧をかける安保だが、パッキャオは回ってかわす。安保はワンツーの右ストレートが伸びる。パッキャオは圧をかけてパンチを連打も安保はバックステップ。パッキャオが左アッパー。なおもパンチを連打のパッキャオだが、安保は左フック。安保は左ボディー。身長差に手こずるパッキャオ。安保は左ジャブから右ストレート。パッキャオはかいくぐって左ボディー。全体的に手数が少ないパッキャオ。
3R、圧をかける安保。パッキャオは姿勢を下げてパンチ。安保は右ストレート、左フック。パッキャオは前に出て左フック。追うパッキャオ。安保は足を使って回る。パッキャオの左ボディーに安保は左フック。なおも連打の安保。ガードを固めるパッキャオ。圧をかける安保。安保の右とパッキャオの左が交錯した際に安保のヒジが後頭部に当たり、パッキャオが抗議。安保は左ボディー。そして圧をかけてパッキャオを下がらせると、左ジャブの連打から右フック、続く左フックで一瞬、パッキャオがぐらつく。なおも連打の安保。しかしパッキャオはガードを固めしのぐ。安保のパンチの打ち終わりにカウンターを合わせるパッキャオ。パッキャオはアッパー。最後までアグレッシブにパンチを放つ安保。パッキャオはややガス欠気味。ともに決定打は放てず、試合終了。 ルールでは判定がないため、ドローとなった。