グリズリーズ・河村勇輝が遠征帯同…NBAプレシーズンゲーム初戦は前半出場なし
10月8日(現地時間10月7日)、河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズが、NBAプレシーズンゲームでダラス・マーベリックスと敵地アメリカン・エアラインズ・センターにて対戦。エグジビット10契約でチームに帯同する河村は、第1クォーター・第2クォーターともにプレータイムがないまま試合を折り返した。 【動画】河村勇輝が出場…グリズリーズvsマーベリックスのハイライト映像 グリズリーズは、ジャ・モラント(G/189センチ)、マーカス・スマート(G/191センチ)、デズモンド・ベイン(G・F/198センチ)、サンティ・アルダマ(F/211センチ)、ザック・イディー(C/223センチ)が先発出場。河村はベンチから戦況を見守った。 試合は第1クォーターからハイペースに点を取り合う展開となるなか、第2クォーターに主戦ガードのモラントが相手パスを足に受けた影響で右足首を捻り負傷交代するアクシデント。同中盤は2Way契約のスコッティ・ピッペンJr.(G/185センチ)がプレータイムを伸ばしていたが、状態が心配されたモラントはわずか数分でコートに復帰。タイスコアの60-60でハーフタイムに突入した。 山口県出身で現在23歳の河村は、2022年に“名門”東海大学を中退してプロ転向。横浜ビー・コルセアーズの主力ガードとして2022-23シーズンに新人王とMVPの同時受賞など個人6冠に輝くと、昨シーズンは2年連続のアシスト王、ベストファイブに選出。日本代表としても活躍するなか、パリ2024オリンピック直前にグリズリーズとのエグジビット10契約に合意し、夢のNBA入りへの挑戦権を手にした。9月の渡米後はトレーニングキャンプをこなし、プレシーズンゲームでもチームに帯同している。
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