家計のために6歳で芸能界入り…チャン・グンソクの「少年時代」
明るく陽気な一面と、クールでハンサムな一面を持ち合わせるチャン・グンソクは生まれながらにスター! というイメージでいましたが、実は、韓国ドラマ見てるの!? と思えるぐらいの苦労人。その波乱万丈な凄半生をご紹介します。 【写真】甲状腺がんの詳細を語るチャン・グンソク
一家を支える大黒柱!? 食べるために子役を始める
チャン・グンソクといえば、2009年のドラマ「美男ですね」で日本のファンを虜にし、第二次韓流ブームの火付け役といっても過言ではない存在。そんなスターのグンソクですが、芸能の道に進んだのは一家を支えるためでした。 もともとはグンソクの祖父が事業を営んでいて裕福な家庭だったのですが、父親が事業を拡大し、未経験の分野に手を出したことで大元まで倒産してしまうという事態に。 韓流ドラマさながら、家の家財道具も差し押さえられていたとか。そんなグンソクは美少年美少女コンテストで優勝することからモデル業を始めます。 一般的にはステージママに見られるように、保護者が現場にはついて回りますが、グンソクは違いました。リュックを背負い地下鉄に乗って一人で撮影現場に通っていたのだとか。両親はそれぞれ食べていくために働きに出ていて面倒を見ることができなかったから。 グンソクは小学生にして稼いで家族を食べさせるという責務を負っていたのでした。
ニュージーランドへ1年留学! キャンプのような倹約生活を続ける
小学校高学年になる頃にはモデルの仕事が本格化。その後のことも考えて、一家はソウルへ引っ越すことに。とはいっても家賃を払うのも大変。グンソクは学校へ行きながらもさまざまなモデルの仕事を続けます。 15歳になった頃、CMの契約が決まったことを受け、まとまったお金ができたグンソクはニュージーランドへ語学留学に行くことに。 しかしながら、想像する留学とは全く異なるものでした。優雅で整った環境の中、勉強……ではなく、留学先でも倹約生活を徹底。電気代を節約するために暖房は薪を割って暖炉で。 勉強はなんとロウソクを灯したあかりの下でしていたのだとか。でも、さすがガッツのあるグンソク。彼は英語も堪能ですが、この時の苦労が身を結んでいるんですね。
Megumi Sawamura