〔ロンドン外為〕円、160円台半ば(27日正午)
【ロンドン時事】27日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日本政府・日銀による為替介入への警戒感が強まる中、1ドル=160円台半ばで小動きとなった。正午現在は160円39~49銭と、前日午後4時(160円56~66銭)比17銭の円高・ドル安。 円は朝方に160円40銭台で推移した後、時間外取引での米長期金利の上昇を背景に、序盤に160円60銭台まで下落。その後は買い戻しが優勢となり、一時160円38銭近辺を付けた。ただ、日本の通貨当局による為替介入への警戒感に加え、28日発表の米個人消費支出(PCE)物価指数の内容を見極めたいとの思惑もあり、狭いレンジでの値動きに終始した。 対ユーロは1ユーロ=171円68~78銭(前日午後4時は171円48~58銭)と、20銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0698~0708ドル(同1.0675~0685ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2647~2657ドル(同1.2617~2627ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8966~8976フラン(同0.8965~8975フラン)。