「君の人生は欲しくない」 リバプールのフランス代表DFコナテ、2か月連続で代表選外のエムバペを語る。「彼の地位は特別」
リバプールのフランス代表DFイブラヒマ・コナテが、フランスのサッカー専門番組『Canal Football Club』に出演した際に、2か月連続でフランス代表メンバーから外れたレアル・マドリードのFWキリアン・エムバペについて語った。フランスメディア『RMC Sport』などが、現地時間11日に伝えている。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング 10月の代表ウィークでは、コンディション面を考慮されて招集外となったエムバペは、今月のレ・ブルーのメンバーからも外れた。25歳のアタッカーは、10月の代表ウィーク期間中には、スウェーデンを訪れていたときの性加害疑惑が報じられ、今季に移籍したマドリーでは本来の力が発揮できておらず、批判を浴びている。ディディエ・デシャン監督は招集を見送った理由を「キリアンと話し、彼は代表に来たがっていた。これはスポーツ面以外の問題ではないということを明確にしたい」と強調し、あくまで戦術的な理由であると述べるにとどめた。 11月の代表メンバーに名を連ねているコナテは、ネガティブな報道が続く25歳のアタッカーについて「彼が我々と一緒にいるとき、ジャーナリストや関係する人々が彼の周りに集まる。この世界での彼の地位は特別なものだ」と話し「私はよく彼に言うんだ。『君のサッカーのレベルは欲しいが、君の人生は欲しくない。なぜなら、正直言って、君の名前がどこにでもあり、君のするすべてのことに注目されるのは辛いからだ』とね」と語った。 一方で「エムバペが我々と一緒にいるとき、彼が持っているクオリティとこれまでに何をもたらしてくれたかを理解しているし、彼がこのフランス代表に貢献してきたことに感謝しなければならない。そして、世界全体がそれを認識している」と付け足し、「今回は彼はいない。彼のポジションでプレーする選手たちが決定的な仕事をして、試合に勝つことを可能にしなければならない」とコメントしている。続けて「選手選考は監督が担っている。彼を呼びたいかどうかを決めるのは監督の仕事だ。私は意見を持つ立場にはない」と述べている。
フットボールチャンネル編集部