日本競輪選手養成所「第3回記録会」開催 女子500メートルTTは酒井亜樹候補生が養成所新で1着
競輪の第127回(男子72人)、第128回(女子21人)による「第3回記録会」(1日目)が16日、静岡・伊豆市の日本競輪選手養成所(滝沢正光所長)のJKA250バンクで男女各2種目が行われた。 男子200メートルTT(タイムトライアル)は、日大出身で国体スプリント1位などの成績を持つ三神遼矢候補生(22)=福島=が10秒47のタイムで優勝(養成所記録は寺崎浩平、10秒33)。1000メートルTTは、山口・早鞆高で野球歴がある尾野翔一候補生(24)=福岡=が1分4秒77(同記録は菊池岳仁の1分4秒05)で制した。 女子の200メートルTTは立命館大まで陸上をしていた西田美菜候補生(25)=奈良=が11秒94で(同記録は尾方真生の11秒62)で、500メートルTTはナショナルチーム強化指定選手の酒井亜樹候補生(22)=大阪=が、山口真未の36秒05を上回る35秒93の新記録をマークした。 早期卒業候補者の市田龍生都候補生(23)=福井=は記録会には参加せず、卒業のための別メニューに専念した。17日の2日目は男女ともに400メートルTTが行われ、ゴールデンキャップが決まる。
報知新聞社