大の里、考え過ぎず自分の相撲を 大関昇進へ無欲を強調
大相撲秋場所(9月8日初日・両国)の成績次第で大関昇進の可能性が浮上する関脇大の里が27日、両国国技館での力士会後に取材に応じ「考え過ぎずに、思い切って自分の相撲を取りたい。先のことは気にせず、15日間頑張ることだけを考える」と無欲を強調した。 24歳の大器は三役3場所目を迎える。今場所で12勝を挙げれば、大関昇進の目安とされる直前3場所の合計33勝に数字上は到達。先場所も昇進のチャンスがあったが、初日から2連敗するなど9勝にとどまった。「考え過ぎていた。自分の中で先走っていた部分があった」と反省する。「しっかりギアを上げて、初日に向けて頑張りたい」と表情を引き締めた。