中国企業、インドネシアに74.6億ドルの新規投資へ=投資省
[ジャカルタ 23日 ロイター] - インドネシア投資省は22日、中国企業がシリコン製品やガラス繊維の工場などの新規投資プロジェクトに総額74億6000万ドルを投資する意向を表明したと発表した。 ロサン投資相は18日から20日まで中国の杭州、衢州、北京を訪問していた。 同省によると、紅獅控股集団は50億ドルを投じてシリコン、ポリシリコン、バッテリー、コンポーネントを生産する工業団地と2ギガワットの発電所を建設する。 振石控股集団傘下の中国巨石はガラス繊維産業への10億ドルの投資を計画している。また万凱新材料は、石油化学部門に3段階で10億ドルを投資する。 ロサン氏はニッケル企業の華友控股集団に対し、インドネシアに研究開発センターを建設するよう要請し、同社は応じる意向を示した。政府は減税措置を講じるとしている。 自動車メーカーの吉利汽車控股集団を含む中国企業数社の幹部とも会談した。