DUNU、“銀河の星々を思わせるデザイン”の6BA+2EST構成ハイブリッド型IEM「SA6EST」
サウンドアースは、同社取り扱いブランドDUNUから、バランスドアーマチュア(BA)型ドライバーと静電型ドライバーを採用したハイブリッド型イヤホン「SA6EST」を、9月24日(火)より発売する。価格はオープンだが、税込99,800円前後での実売が予想される。 人間工学に基づいた筐体設計を採用 本機は、BA型ドライバー×6基と静電型ドライバー×2基を組み合わせた、全8基のドライバー構成となるイヤホン。4ウェイ・システムとなっており、独立4チャンネルのサウンドガイドに加え、物理的なクロスオーバー・システムと電子クロスオーバー・システムを組み合わせて使用することで、正確な周波数応答の制御を実現。スムーズで自然なサウンドを目指したという。 低域用には、Sonion製カスタムBAドライバー2基を搭載。チャンバーのエアフローバルブによって大きなエアフローの容積を確保しており、豊かで生き生きとした低域を実現するとしている。中高域用には、Knowles製のカスタム独立型BAドライバー2基を設置。音色のニュアンスが緻密に調整されており、臨場感のある中高域の質感となっているという。 高域用には、Knowles製のBAドライバーを2基。高域の解像度に優れ、豊かで透明感のある高域を実現したという。さらに、Sonion製カスタム超高周波静電型ドライバーも2基搭載することで、従来のダイナミックドライバーやBAドライバーを凌駕するような、空気感のある華麗な高域と豊かなディティールを実現したと説明している。 筐体は、人間工学に基づいてレジン素材を成形しており、優れたフィット感を実現したとしている。フェイスプレートにはブルー、ホワイト、ブラックが渦を巻くペインティングを施したうえ、「銀河の星々の瞬きを思わせる」というシルバーのフレークをランダムに散りばめたデザインを採用。この独自の加工によって、ペアごとの外観に若干の違いがあるという。 付属ケーブルは、内部配線に高純度単結晶銅を使用した「Hulk Pro Mini」純正ケーブルを用意。プラグは、同社が特許を取得した独自の交換プラグシステム「Q-Lock Plus」を搭載し、3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスプラグの着脱・交換に対応する。コネクターには0.78 2pinを採用。 周波数特性は5Hz - 40kHz、インピーダンスは55Ω、感度は117dB。質量はイヤホン片側で約6g。付属品として上記のケーブルに加え、専用キャリングケース、S&Sイヤーピース4サイズ(S/M/L)等を同梱する。
編集部:岡本雄