中国ファーウェイ、世界初の三つ折りスマホ発売 従来の20倍の強度、スクリーンは三つのスタイル
中国通信機器大手メーカーのファーウェイは、世界初の三つ折りスマートフォン「HUAWEI Mate XT」を20日から発売する。発売は中国国内のみとなる。 【関連写真】20日に発売する「HUAWEI Mate XT」 一台で複数の機能を備えたMate XTは、独自OSの「HarmonyOS 4.2」を採用。10.2インチの超形状の三つ折り大画面、トリプルスクリーン時のアスペクト比は16:11、解像度は3K。ヒンジは26個の精密カムや高強度金属を使った「Tiangongヒンジシステム」を採用。本体重量は約298グラム、三つ折りの厚みも12.8ミリメートルの業界最薄折り畳み式でポケットに簡単に入るサイズ。顔認証・指紋認証(サイド)の両方に対応しており、スムーズなロック解除や認証が可能。 薄く軽量でしなやかに曲がる極薄板ガラス(UTG)という特殊なガラスを採用し、従来の約20倍の強度がある。 ディスプレーは、スマホライクなシングルスクリーン(6.4インチ)、デュアルスクリーン(7.9インチ)、トリプルスクリーン(10.2インチ)の三つのスタイルで楽しめる。 一つの画面に二つのアプリを同時に開くことができる。例えば、株のマーケットの全体的なトレンドを見ながら、自分の株の情報を確認できる。 バッテリー容量は5600mAh(66W急速充電をサポート)、50Wのワイヤレス充電をサポート。動画を連続で11時間再生可能。 三つのモデルを用意しており、256ギガバイトモデルが1万9999元(約40万円)、512ギガバイトモデルが2万1999元(約44万円)、1テラバイトモデルが2万3999元(約48万円)で、同社史上で最も高い価格になっている。
電波新聞社報道本部