セルフレジで”子どもにレジ打ち”をさせる親子の後ろに長蛇の列…!回転率のためにも注意すべき?
ここ数年でセルフレジを導入するお店をよく見かけるようになりました。 レジの回転率が上がり混雑の回避にも役立つセルフレジですが、子どもにレジ打ちをさせている親子がいて、そのことが原因で長打の列ができてしまっている場面に遭遇した方もいるでしょう。このような場面では直接注意すべきなのか、迷われることもあるかもしれません。 本記事では、セルフレジの導入の目的や設置状況、セルフレジの回転率の悪さからフラストレーションが溜まってしまった場合の対処法を解説します。 ▼セルフレジになったら「客に仕事をさせるのか!」と暴言を吐かれた! 仕事だし我慢するしかないの?
セルフレジ導入の目的とは?
セルフレジが設置されているお店では、利用客が自分でレジ打ちをすることになるため、レジの回転率が上がるとされています。レジ待ちで並ぶ時間が減ることも期待できるでしょう。 お店側としては人件費を抑えられると同時に、釣り銭間違いなどのヒューマンエラーを減らせるメリットもあります。利用客としても、スタッフとのやり取りがなくなる分、気楽に買い物ができたり、感染症予防の観点からも安心できたりするなど、さまざまなメリットを感じやすいでしょう。 このように、セルフレジはレジ業務の効率化や人件費の削減などを目的として導入されるケースが多いと考えられます。
セルフレジの設置状況
一般社団法人全国スーパーマーケット協会が公表している2023年の調査報告書によると、セルフレジを設置している企業の割合は31.1%となっており、年々増加傾向にあるようです。 店舗数が多い企業や店舗の規模が大きくなればなるほど、セルフレジの設置率が高くなっています。また、都市圏では約3割、地方圏では約4割のセルフレジの導入率となっており、都市圏よりも地方圏の方が割合が多い結果がでています。
セルフレジ待ちが長いと感じたときの対処法は?
セルフレジ導入の目的の一つは「迅速な会計処理」であるため、子どもにレジ打ちをさせている親子がいて操作に時間がかかってしまっているのを見かけたとき、フラストレーションが生じてしまうケースもあるでしょう。 しかし、親が子どもにセルフレジを使わせていることにも、理由があるはずです。例えば、計算力を身につけさせるために教育の一環として実際のレジ操作を経験させていたり、社会性を養うことを目的としていたりする可能性もあります。 後ろで待っている人がいるにもかかわらず、時間がかかることを分かっていて子どもにレジ操作をさせている方もいるかもしれません。その場合、子どもの要求をかなえないことで、子どもが癇癪を起こしてかえって周囲の人たちに迷惑をかける可能性があることなども理由として考えられます。 親御さんとしてもいろいろなことを考えたうえで、やむを得ず子どもにレジ打ちをさせている場合もありますが、どうしても目に余るようであれば、親に直接不満を言うのではなく、店舗スタッフに状況を伝えて対処してもらうことをおすすめします。
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