「きついけど楽しい」 ジャズとマラソン楽しめる和歌山ジャズマラソン、7千人が出場
和歌山市の海岸近くのコースをジャズの演奏を聴きながら駆ける「第22回和歌山ジャズマラソン」(市など主催、産経新聞社など後援)が10日行われ、ハーフマラソンをはじめ10キロ、5キロ、3キロなどの各種目に県内外から計約7千人が出場し、健脚を競った。 ジャズとマラソンの両方を楽しんでもらおうと、ほぼ毎年開かれている。ハーフマラソンは和歌山城前をスタートし、和歌山港や和歌浦など同市の海岸近くを通って和歌山マリーナシティに至るコース。そのほかの種目はマリーナシティを発着し、海岸沿いを走るコースで行われた。コース沿道では、13カ所でジャズ演奏が披露されたほか、周辺住民らが訪れてランナーたちに声援を送った。 この日の和歌山市の最高気温は22・7度とランニングの環境としては高く、ランナーたちは暑さに苦しみながら、ジャズ演奏や声援をバックに懸命にゴールを目指していた。 5キロに出場した京都市左京区の会社役員の男性(57)は「暑くて、足も痛くなってきてきつかったが何とか完走できた。和歌山城などを観光して、1泊して、おいしいものも食べた。楽しかった」と話していた。
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