1年間の米国修行の成果はベールに包まれたままのベイノア「有明では僕の新たな“押忍なMMA”をお見せしたい」【RIZIN.46】
「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の合同公開練習が4月15日、都内で開催された。 2022年大晦日以来のRIZIN参戦となる“ブラックパンサー”ベイノア( 極真会館)は空手着で登場。空手のミット打ちを1分行うにとどめ、昨年3月から行っていたアメリカ修行の成果はベールに包まれたままとなった。 ベイノアはMMAではRIZINで武田光司、宇佐美正パトリックに連敗、キックボクシングではRISEと「THE MATCH 2022」で海人と和島大海に連敗し、現在4連敗中。現状を打破すべくアメリカに旅立ち、3月に帰国したばかり。 対戦する井上雄策(リバーサルジム川口REDIPS)は昨年10月の「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」でRIZINに初参戦し、渡慶次幸平にTKO勝ちして以来、2度目の参戦。こちらは2分間、試合形式でレスリングを行った。 2人は神戸大会のリング上でカードが発表された際に、微妙な掛け合いを見せ、すっかりお笑い枠扱いに。この日のベイノアは空手着着用ということもあってか「真面目です。空手にボケとかないです」と言いつつも、神戸大会同様、井上にオズワルドの伊藤いじりをする場面も。
アメリカ修行については「1年行っていたんで全部話すと2日くらいかかる。ざっくりいうと“押忍”」と語る。小波のような笑いが起こると「ネタじゃないんです。神戸では時差ボケもあって間の使い方が…」などと言い訳。そのうえで「アメリカではこの1年間、自分を押し忍んできた。押し忍んで、MMAに向き合ってきた。そのMMAの練習を押し忍んで、爆発することなく基礎をこつこつやってきた。押忍」と説明。 練習環境については「元UFC元王者のケイン・ベラスケスやダニエル・コーミエもコーチとして来てくださることがあった。あとハビブ・ヌルマゴメドフもコーチとしてもですし、一緒の練習に参加したこともあった」とのこと。ハビブからのアドバイスについては「言葉がよく分からなかったので…。押忍は覚えて帰ってくださった。日本語で唯一知っていたのが“ありがとう”だったのか、ずっと“ありがとう”と呼ばれていた」と若干残念な結果に終わっているよう。
【関連記事】
- 1年間の米国修行の成果はベールに包まれたままのベイノア「有明では僕の新たな“押忍なMMA”をお見せしたい」【RIZIN.46】
- 挑戦者の金原正徳「タイトル挑戦は最後。かける思いは大きい」、鈴木千裕「ここを勝って、本当の王者になれるのかなと思っている」【RIZIN.46】
- 篠塚辰樹がベアナックルルールで緊急参戦。ジョン・ドッドソンの持つBKFCフライ級王座にターゲット【RIZIN.46】
- YA-MANが全治2カ月の重傷で欠場。対戦相手の鈴木博昭が「お金を稼げるようになって闘う気持ちを忘れちゃったのかな?」【RIZIN.46】
- 榊原CEOが谷川氏がぶち上げた「巌流島バーチャルファイト」に「僕には見えてないものが谷川さんには見えているんだと思う」