報徳高・今朝丸がプロ志望届 センバツ2度準V、高校日本代表エース
日本高野連は１９日、報徳（兵庫）の今朝丸（けさまる）裕喜投手（１８）がプロ野球志望届を提出したと公式サイトで明らかにした。世代ナンバーワンとの呼び声も高い最速１５１キロを誇る本格派右腕。準優勝したＵ－１８（１８歳以下）アジア選手権でも、高校日本代表のエース格を務めた。 【写真】高校日本代表の壮行試合で登板した報徳の今朝丸 神戸市立本庄中出身。報徳高では１年秋の公式戦から登板し、長身から投げ下ろす球威あるストレートを武器に台頭した。２年春、３年春には選抜高校野球大会の準優勝に大きく貢献した。 １番を背負った３年夏は、全国高校野球選手権兵庫大会決勝の明石商戦で、無四球で公式戦初完封を達成し、チームを６年ぶりの夏の甲子園に導いた。甲子園大会では１回戦大社（島根）戦で先発し、七回途中３失点と粘ったが初戦敗退した。 今月８日に閉幕したＵ－１８アジア選手権では、決勝の台湾戦で先発を任されたが、三回途中２失点の内容で、チームも敗れた。 プロ野球志望届は、１０月２４日のドラフト会議の２週間前となる同１０日が提出期限。提出者はドラフト指名の対象となる。（初鹿野俊）
