横浜FM新監督にホーランド氏 元イングランド代表コーチ
【AFP=時事】サッカーJリーグ1部(J1)の横浜F・マリノスは17日、元イングランド代表アシスタントコーチのスティーブ・ホーランド氏(54)が新監督に就任すると発表した。 【特集】写真で振り返るサッカー監督のビフォーアフター ホーランド氏はギャレス・サウスゲイト前監督の右腕としてイングランド代表のコーチを8年間務め、2大会連続の欧州選手権決勝進出や2018年W杯ロシア大会の4強入りに貢献。決勝でスペインに敗れた7月の欧州選手権後にサウスゲイト氏と共に退任し、その後は無所属だった。 クラブを通じてコメントを発表したホーランド氏は、横浜を「名門クラブ」と表現した上で、「再びタイトルを獲得すること」が目標になるとし、「アグレッシブなアタッキングフットボール」で「一貫性かつ高い競争心を持ちながら、タイトルを争うチームを築きあげていきたい」と述べた。 指導者としてはイングランド・プレミアリーグのチェルシーでも8年間コーチを務めたが、これまでの監督経験は07~08年のクルー・アレクサンドラFC(当時イングランド3部)のみとなっている。 今季の横浜は現役時代にリバプールやリーズ・ユナイテッドでプレーしたハリー・キューウェル監督のもとでスタートを切ったが、キューウェル氏はシーズン途中に解任され、その後はアシスタントのジョン・ハッチンソン氏が暫定的に指揮を執った。 キューウェル氏の在任中にはAFCチャンピオンズリーグで決勝に進んだが、リーグ戦は9位で終えた。【翻訳編集】 AFPBB News