韓国・登山中に発見された白い犬…20日前に失踪した「迷い犬」と判明
【01月06日 KOREA WAVE】韓国で約20日間、行方不明だった愛犬が奇跡的に救助され、感動を呼んでいる。 昨年11月27日の夜、愛犬「チャクチャギ」が自宅の門を開けて外に出た後、行方不明になった。その日、ソウルでは30cmの大雪が降り、飼い主は昼夜を問わず捜索したものの、手掛かりを得られなかった。 困り果てた飼い主は、迷子ペットの捜索を支援するボランティア団体「ジーハッピードッグ」に助けを求めた。この団体は目につきやすい捜索ポスターを制作し、地域ボランティアと情報を共有することで、迷子ペットを効率的に捜索するシステムを持つ。SNSを通じた情報拡散や、ポスター掲示によるオフライン支援も実施している。 チャクチャギが発見されたのは失踪から20日以上経った昨年12月17日だった。ボーダーコリー「サンチュ」とその飼い主が登山中、サンチュが突然ある方向を見つめて鳴き始めた。 サンチュの飼い主が調べると、深い穴の中に痩せ細った白い犬がこちらを見上げていた。その飼い主は以前、近所で写真を撮ったことのある迷子犬ポスターの犬だと気づき、ジーハッピードッグに連絡。こうしてチャクチャギは九死に一生を得た。 チャクチャギの飼い主は「ジーハッピードッグのおかげで冷静さを保ち、愛犬を再び抱くことができた」と感謝の意を示し、今後は自身もボランティア活動に参加すると誓った。また、チャクチャギが落ちた穴を埋めるため区役所に報告し、対策を講じたという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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