オジサンは新型プレリュードよりもカッコインテグラ!? 北米で復活したアキュラ新型インテグラの魅力に迫る
かつて一世を風靡したホンダの2ドアスポーティクーペ「プレリュード」の復活が話題となっています。 【写真】この記事のアキュラ新型インテグラの内外装を見るならこちらから ただ、北米では、あの「インテグラ」が、およそ20年ぶりに復活しており、新型プレリュードが500万円程度の価格になるのではと予想されていることを考えると、その弟分ともいえるインテグラは当然気になるところ。日本導入への期待を込め、北米で復活した新型「インテグラ」の魅力をご紹介しましょう。
■上質さとスポーティさを両立した内外装デザイン
2021年に発表となった新型インテグラは、現行型シビック(FL)とプラットフォームを共有する5ドアハッチバックです。全長はシビックより170mm長く、ホンダのプレミアムブランド「アキュラ」からリリースされていることもあり、プレミアム感のあるデザインが特徴となっています。 まず目を引くのは、アキュラの新世代デザイン「ダイヤモンド・ペンタゴン・グリル」と「ジュエルアイLEDヘッドライト」でしょう。スポーティな雰囲気もありながら、上質で高級感のあるスタイリングとなっています。ボディサイズは全長4720mm×全幅1830mm×全高1410mm、ホイールベースは2736mm。かつてのインテグラに比べるとかなり大きめですが、北米市場ではこれでも「コンパクトスポーツ」と呼ばれています(それだけ他のクルマが大きいのです)。 インテリアはシビックとの共通性を感じるところが多くありますが、上級グレードにはスエード調の人工皮革素材が使用されており、シビックとの差別化が図られています。スポーティかつプレミアム感のある新型インテグラは、落ち着いた大人の雰囲気を楽しめる一台といえるでしょう。
■インテグラの個性を引き出すパワートレインとドライバビリティ
この新型インテグラ(標準モデル)に搭載されるエンジンは1.5L 直4ガソリンターボで、最高出力は200HP(約202ps)、最大トルクは192lb-ft(約260Nm)というスペックです。 VTECエンジンはスムーズに高回転域まで回すことができ、4種類のドライブモード(コンフォート・ノーマル・スポーツ・インディビジュアル)をセレクトすることにより、気分に応じた走りを楽しむことが可能。サスペンションシステムはフロントがストラット、リアがマルチリンク。ホンダらしいスポーティな味付けですが、ハードな仕様ではなく、プレミアムスポーツカーというキャラクターにマッチした操舵フィーリングと乗り味となっています。