松本人志さん直撃取材に「裁判は思っていたのと違った」 橋下氏「最初の裁判戦略に掛け違いか」
橋下氏は弁護士としていろんなクライアントの事案を取り扱う中で、訴えた時には気持ちも高まっているものの、途中で気持ちが変わることはよくあると話します。 【橋下徹氏】「当然ですよ。だから繰り返しになりますけど、松本さんが感情的になっている時に、法律家がきちんと冷静なアドバイスをやるべきだったんですよ」 「ちょっとそのあたり、吉本興業も最初は松本さん側につくようなスタンスだったんだけど、利害関係が相反するところもあるので、切り離されたんですよ。松本さんと吉本興業の立場が。その辺りから松本さんに対して誰がアドバイスしているのかというところは、僕は心配だったんです」
■「世間の感覚」は松本さんに「もういいんじゃない」となるのか
【橋下徹氏】「本当にいろんな感覚というか、意見があると思うんです。やっぱり民放のテレビ放送は、スポンサー企業の判断が影響します。スポンサー企業は多額の広告費を放送局に払って、商品を売るためにお金を払っているわけです。だから松本さんが番組に出てくることによって、自社の商品が売れなくなるとなれば、これはお金を払っている意味がなくなるので、やっぱりスポンサー企業は世間の雰囲気を一生懸命見ている状況じゃないですか」 世間の雰囲気は、例えば「ダウンタウンチャンネル(仮)」というものが始まったとして、世間の雰囲気やスポンサーの対応も変わってくることはあるのでしょうか。 【橋下徹氏】「僕はそう思います。松本さんが今回まずはスポンサーを背景としない仕事からやり始めて、どんどん活動されたらいいと思います。今、犯罪でもなんでもないわけですから」 「世間の感覚の問題なので、松本さんが通常どうりに活動されて、それに対して松本さんのファンだけじゃなくて、一般のいわゆる消費者の皆さんの感覚が、『もういいんじゃないの』という雰囲気になってくれば、スポンサー企業も松本さんにぜひもう一回出てくださいとなると思う。しっかりこのチャンネルですか、ここで頑張って活動してもらいたいなと思いますね」 (関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2024年12月25日放送)
関西テレビ