40代「家が散らからなくなる」習慣3つ。掃除道具は使い捨て、床にものは置かない
家庭や仕事、子育て、親の介護などさまざまなライフイベントが重なり多忙を極める40代。家事をラクにする工夫を紹介します。夫が単身赴任して4年経つという整理収納アドバイザーのFujinao(フジナオ)さんが、家事の手間を減らすために実践していることを語ります。 【写真】「床にものを置かない」を徹底しているリビング
床、キッチンカウンター…平面にものを置かない
なにもしないで過ごしていても、一日経つと床やカウンターにはホコリがたまるので毎日の掃除は欠かせません。ならば、その掃除の時間をどうやったらラクに、短縮できるか。結論は「ものを置かない」でした。 床にはラグをはじめとしてマット類はゼロ。収納家具も極力置かず、ソファーやベッドは下をロボット掃除機が通れる高さのものにしました。おかげで、毎日の床掃除の手間が減りました。 ロボット掃除機にお任せできないキッチンカウンターやテーブルの上は、毎朝サッと水ぶき。簡単に掃除を終わらせることを第一優先にしているため、インテリアはひとつも飾っていません。常に置きっぱなしになる電気ケトルだけはデザインが気に入ったものを選び、自分の目を楽しませています。
使い捨てを活用し、掃除道具のメンテナンス時間を削減
衛生的な毎日に欠かせないのがウエットティッシュです。ちょっとした汚れはウエットティッシュでサッと掃除してポイ! とはいえ、毎朝のテーブルとキッチンカウンター掃除のように、広範囲をしっかりとふき掃除するときにはやっぱりふきんが必要。最近愛用しているのは、カインズホームやニトリで売っている使い捨てのマイクロファイバークロスです。 小さなサイズの使い捨てクロスなのですが、これが日常使いのふきんにぴったり。洗濯機で洗って何度も使うことができるし、コンロ周りなどを拭いて汚れたら、最後に窓のサッシやトイレ掃除に使ってゴミ箱へ。 以前はふきんの熱湯消毒などメンテナンスにも時間をかけていましたが、この使い捨てクロスのおかげで汚れてきたら捨てる、と割りきることができました。
家族それぞれが責任をもって片づけるルールに
家族が散らかしたものの片づけをひとりで背負うのが嫌なので、わが家ではそれぞれの私物置き場をはっきりとさせて、家の収納地図を決めています。 ものを使ったら、その所有者がちゃんと自分のエリアに片づけることがルール。その代わり、その人のエリア内がどんなにぐちゃぐちゃでも、個人スペースからはみ出してこない限りは口を出さないようにしています。 掃除も片づけも、結局ため込まないで小さなうちにやっつけるのがラクですし、長続きします。わが家では寝る前に家族総出で部屋を片づける習慣があるのですが、この習慣がなければ子どもたちは散らかしたままで、その尻拭いが私に回ってきていたと思います。
Fujinao