芸能活動再開の越前屋俵太「僕は究極の寄り道をしてる」
ナイトスクープを降板した理由は?
──探偵ナイトスクープを降板した理由は? 俵太:(少し考えて…)新しい世界に行くためには今自分がいる中で、僕の中でですよ、ナイトスクープがどうとかではなく、自分のぬるま湯状態を断ち切らんと、と。いったん退路を断つというか、そういう理由でした。でも、結果的によかった。辞める時って次の番組が決まってて辞めるじゃないですか。トミーズの雅さんなんかは次の番組が決まって辞めたんですけど、僕は次の番組も決まってなかった。そうすると、辞めたとたんにね、別のテレビ局のプロデューサーから「君、使いたい」って電話があって。そういうのがよかったです。 ──引退ではなく、休止だった? 俵太:北野誠くんが番組(ABCラジオ『誠のサイキック青年団』)で、「俵太は引退した」って言ったんですよ。自分では言ってないです。逆にね、引退したって思ってるから、今度復活したと思ってくれはる人もいてる。だったら復活に乗っかったほうがいいですよね。今年1年、復活記念イベントとかね、復活記念飲み会とか、復活や!って思い切り書いて下さいよ。 ──今後の展開はどうですか。 俵太:こういう自分みたいな人間はどういう展開がありますかね。今までにないチャレンジをしていくことですかね。ニュース番組みたいなものとか…。 ──今の芸能界について。 俵太:もう“おっさん”(決定権を持つ偉い人のこと)が辞めるから、時代はそこまで来てますよ。僕ら、やりたいことがあったけども、やらしてもらえなかった。おっさんのせいでね、もうおっさんが辞めるって思ってたら、自分もおっさんで、俺、辞めなあかん(笑)。 (文責/フリーライター・北代靖典)