無印良品の2024年秋冬新商品が、メディア向けに発表された。 梅雨入り前と少し気が早いが、秋冬に注目が集まること間違いなしのアイテムを見ていこう。 【全画像をみる】無印良品の秋冬新作を一足先にチェック。9900円で洗濯機OKな中わたコート、大豆を使ったセーターも登場

1万円切りの洗える中綿アウター

「紳士 洗える中わた ステンカラーコート」税込み9990円、10月上旬発売予定

無印良品の主力商品といえばアパレルだ。今年は形やカラーを見直し、よりスタンダードなアイテムが揃った。 秋冬アイテムで特に見逃せないのはアウターだろう。今回の展示会では、メンズのコートとして「洗える中わた ステンカラーコート」がお目見えした。 最大の特徴は、表面に凹凸がないこと。ビジネスシーンにも馴染みやすい。 無印良品はこれまでダウンにも第三者機関に審査された素材を使用してきたが、今後は極力、中綿のような植物由来の素材に置き換えていきたい考えだという。 加えて、ダウンジャケットが1万6900円で販売されていることを考えると、9900円というお手頃な値段も嬉しい。 レディースにも「洗える中わた キルティングジャケット」が登場する。 キルティング地がポイントで、カジュアルはもちろんオフィスに着ていくのにも向いていそうなデザインだ。 着心地はとても軽いが、高い保温性を感じる。ちなみに「ステンカラーコート」、「 キルティングジャケット」ともに、自宅での洗濯が可能だ。出番の多いアウターを自宅で簡単に手入れできるのはありがたい。

大豆やカポック…天然素材を使用したアイテムも

この秋冬に新しく登場するのは、大豆の絞りかすから出た素材を使用した「大豆素材を使った」シリーズだ。 メンズは「ミドルゲージクルーネックセーター」「ミドルゲージVネックカーディガン」のニット2種が新登場する。 大豆を使った素材は、優しい肌触りが特徴。肌に触れても全くチクチクしないので、乾燥しがちな秋冬にももってこいの素材だと感じた。 また無印良品が近年活用してきた、環境負荷が非常に少ない素材 カポックを使用したアイテムもリリースされる予定だ。 今回はデニムやカバーオール、コーデュロイジャケットなどが登場する。 デニムを実際に手に持ってみたところ、綿のものと比較して軽く感じた。カポックは中に空洞がある素材のため軽く、空気をよく含むこともあって保温性が必要な秋冬の衣類にも最適なのだという。