無印良品の秋冬新作を一足先にチェック。9900円で洗濯機OKな中わたコート、大豆を使ったセーターも登場
寒さに応じて選べる「あったか綿」シリーズ
3年前から登場し、人気を獲得しているのは「あったか綿シリーズ」だ。 今年の冬は、「あったか綿」、「あったか綿 厚手」、「あったか綿 ウール」の3種類が発売される予定。 いずれも綿の力で体から発散される蒸気を熱に転化して、あたたかさをキープしてくれる。 天候によって、3つのインナーを使い分けをするのが良いだろう。
人気のひざ掛け、ブランケットもリニューアル
秋冬を快適に過ごすためのアイテムもリニューアルしている。 電気代が高騰するなか注目された「羽織れる電気ひざ掛け」は、昨年よりも厚みがアップ。電源に差すとかなりの温かさが感じられる。 「これがあれば、日中は暖房なしでも過ごせる」という声もあるそうだ。 USB充電型の「洗えるUSBブランケット」も、2023年のアイテムより厚みを増すアップデートが施されており、さらにふわふわとした肌触りになった。 このUSBはコード付きのまま洗濯できるというから驚きだ。 手入れが手軽なため、汚れが気になるアウトドアのシチュエーションでも活躍してくれそうだ。
無印の倉庫で使用しているコンテナを販売
無印良品といえば収納アイテムも魅力の一つ。 「無印グレー」と呼ばれるカラーとインダストリアルデザインが魅力の「再生ポリプロピレン入り オリコン 窓付」は、秋に初登場予定だ。 実はこのコンテナ、無印良品の物流倉庫でも実際に使用されているものと同様だそう。 使用しない時はコンパクトに畳むこともでき、一部のアイテムはサイドの窓をあけて物を出し入れできるというプロ仕様だ。 またこれまで販売されていた「頑丈収納ボックス」のハーフサイズである、「再生ポリプロピレン入り 頑丈収納ボックス 浅型」も見逃せない。 高さが半分になりスッキリとした印象。車などの限られたスペースにもさらに保管しやすくなった。アウトドアアイテムなどを入れるのにちょうど良さそうだ。
人気のトリュフには楽しい食感の新味が登場
フードで特に注目なのが人気の定番商品「カカオトリュフ」だ。 カカオニブが練り込まれた「カカオトリュフギフト缶 カカオビーンズ」は、缶に入っているのでクリスマスパーティーなどに持っていくのにぴったりだ。 また、キャンディの入った「カカオトリュフ フィジーキャンディ」も気になる。 試食させてもらったが、コクのあるカカオトリュフとはじけるキャンディの食感が意外とマッチしていた。
環境に優しい商品が顧客のデフォルトに
展示会では、アパレル、食品、生活雑貨を管掌する執行役員3名より2024年秋冬の商品についての説明も行われた。 今季のテーマは「自然と。」「循環型のものづくりへ。」「伝統と文化に学ぶ。」の3つ。 テーマ通り、自然由来の素材を使用した商品を取り揃えていた。 生活雑貨の執行役員 嶋崎さんは、「人や環境に優しい商品を選択するということが、無印良品の顧客の中でデフォルトになりつつある」と述べた。 各商品はそれぞれ、7月から11月にかけて販売開始予定だ。
市川みさき